
『キートンの大列車追跡』(1926年・アメリカ 監督:バスター・キートン 上映時間:79分)
1920年代後半のトーキー(発声映画)の登場まで、映画のフィルムには音がありませんでした。その頃の映画を、現代では「サイレント映画(無声映画)」と呼びますが、しかし、当時の映画館が決してサイレント=静かだったわけではありません。楽士という専門の音楽家が、ピアノを中心とした楽器の生演奏で、スクリーンに映しだされる映像に、音楽の彩をそえていました。 そうした、当時の劇場の雰囲気を再現するのが、本町文化堂連続イベント『音楽と無声映画』です。ちょうど100年前(1926年)の作品を2026年最初にお届けします。
第10回目となる今回もおなじみ、映画音楽専門のプロ楽士である鳥飼りょうさんをお招きし、ピアノでの生伴奏とともに、サイレント喜劇の基本である「追っかけ」を、本物の機関車を使って撮影したアクション大作『キートンの大列車追跡』を上映いたします。お楽しみください。 究極の鉄道アクション・コメディで、バスター・キートン自身が「最も愛した映画」と言われています。 ※14:00~と17:30~2回公演。(定員は各回20席、予約優先制)

[ものがたり]南北戦争中のアメリカ南部。列車の機関士であるジョニーには愛する者が2つあった。それは、恋人アナベルと「将軍」という名の機関車。ある日、北軍のスパイたちがやってきて将軍号を強奪。ジョニーはたった一人で列車に乗り込み、愛する将軍号を奪回せんと獅子奮迅の大活躍をするが…。
監督:バスター・キートン クライド・ブラックマン 出演:バスター・キートン マリアン・マック グレン・キャベンダー
日時■ 1/18(日) ①14:00~ ②17:30~ 上映後に解説トークあり 料金■ 一般 2,500 円(当日受付時に現金でお支払いください) お問合せ・ご予約■ 下記申込フォーム、各SNSのDM、店頭、にて予約承ります。※TEL(073-488-4775)での受付は当店営業時間内に限ります。